| disease.nukimi.com 尿路結石 | ||||
 |
||||
|
|
||||
- 尿路結石･症状･原因 - |
||||
| top pageへ>尿路結石 尿路結石という病気は尿酸結石、蓚酸カルシウム結石などがあります。 | ||||
尿路結石という病気 尿路結石という病気は基礎疾患の明らかでない特発性尿路結石が６０～８０％、遺伝性疾患に関連した尿路結 石が１～２％基礎疾患に関連した尿路結石が２０～４０％となっております。男性は女性の２～３倍の病気罹 患率で３０～４０歳代に病気罹患する患者が多い結果になっております。 腎臓の腎盂から尿管までの結石を上部尿路結石、膀胱と尿道までの結石を下部尿路結石といいますが、この範 囲内に出来た結石を尿路結石といいます。日本では上部尿路結石という病気が全体の９５％を占めています。 尿路結石という病気の原因 尿路結石という病気の発生原因は不明な点が多いのですが、例えば、通常尿中での結晶形成を妨げる因子が弱 まったりすると腎乳頭石灰板、膠質小体、有機酸、血球、剥離細胞などが尿路の途中の上皮に絡まることがあ ります。 これらきっかけが上記の物質を核として尿中のカルシウム成分が沈着、結晶化して成長し障害を起こすのが尿 路結石という病気の一例です。 この様に通過に際し障害があるためにおきるものや、尿路感染症、内分泌・代謝異常、先天性異常、長期病臥、 食生活の偏りなども病気の原因としてあります。結石が繰り返しできる方がおります。尿中のカルシウム、尿酸、 シュウ酸、燐酸などや様々な代謝産物、ミネラルなども上げられております。中には副甲状腺機能亢進症や高尿 酸血症などの病気が見つかる方もおりますが、明確な原因がない場合が大半と考えられております。勧められて いる予防法は、一日の尿量を２リットルくらいになるように、水分を十分摂取する。清涼飲料、甘味飲料、コーヒー、 紅茶、アルコールの過剰摂取は控える。動物性蛋白質、脂肪、塩分を摂り過ぎない。などが上げられております。 バランスの取れた規則正しい食事に心がけることが大切です。下記病気の予防のためにもご参考にご覧ください。 尿路結石という病気の種類 尿路結石という病気は尿酸結石、蓚酸カルシウム結石などがあり、高尿酸血症の人は尿酸結石、ほうれん草な どのあく出しをしていない人は蓚酸カルシウム結石が多いようです。尿路結石という病気は結晶が出来る部位 により、腎臓結石、尿管結石、膀胱結石などがあります。 尿路結石という病気の症状と療法 尿路結石の病気症状は血尿と腹痛・腰痛です。腎結石は下腎杯に多いので逆立ちと背部叩打が有効で、尿管結 石という病気の場合は尿路拡張薬と利尿薬を用いた上で、水分を沢山とります。自然排泄が出来ない場合は内 視鏡的砕石術、体外衝撃波結石破砕術などがあります * ESWL（体外衝撃波破砕療法）；尿路結石の主な治療法はESWL（体外衝撃波破砕療法）と内視鏡手術があります。 ESWLは体外から衝撃波を当てて、結石を細かく砕き、尿と共に排出しますので、負担の軽い治療法です。ただし、こ のESWLには適用条件があります。それは、結石の大きさ、位置、患者さんの肥満状態などが基本です。結石の大き さは長径２０㎜以下、 位置は腎臓の下部は効果が期待できず、尿管の場合（上、中、下に分けられる）上部なら優先 適応となり、 中部ならESWLあるいは、内視鏡手術、下部では内視鏡手術が基本（場合によりESWL)となります。また、 上記の条件が合う場合でも、過度に肥満の場合には衝撃波が届かないケースがあります。一方、女性の下部尿管の 結石の場合には、卵巣や子宮に近く、妊娠への影響も懸念されるため、適応はありません。妊娠中も適応はありませ ん。さらに、ESWLでの治療は、１回での治療効果が７０～８０％とされ、中には２～３回の治療を要するケースもありま す。 * カルシウム；以前は食事でカルシウムを過剰摂取する事が、尿路結石の成因として上げられており、食事指導もカ ルシウムの摂取制限をしておりました。 しかし近年では再発防止のためにも、 カルシウムの一定量の摂取は重要で あるとガイドラインでも説明されております。これは、「腸管内でカルシウムとシュウ酸が結合して糞便中に排泄される が、摂取量が少ないと、余剰のシュウ酸が腸管から吸収され、そのシュウ酸が尿中カルシウムと結合して尿路結石の 原因となる」と説明されており、「余剰のシュウ酸を作り出さないためにカルシウム摂取とシュウ酸摂取制限が必要とな る」とするものです。カルシウム摂取には牛乳が薦められていますが、過剰な脂肪摂取も尿路結石の危険因子である と考えられているため、過度な摂取に気を付け、低脂肪牛乳なども検討の必要があります。 関連検査値・基準値 尿量、尿潜血、尿沈渣、血清尿素窒素 血尿にはその出方があります。尿路結石の場合は尿全体が血尿、尿の出始め、出終わりの血尿の場合はその 該当疾患が異なることがあります。多くの場合は尿後半の血尿は前立腺関連疾患、尿前半の血尿は尿道炎な どとなり、尿の全体が血尿ですと、尿管結石を始め、糸球体腎炎、腎下垂、特発性腎出血、良性反復性血尿、 腎結核、腎梗塞、腎盂腎炎、腎癌、膀胱炎、膀胱癌、膀胱結石、尿管癌などがあります。 top pageへ>尿路結石 |
||||
 |
-尿路結石発生部位模式図- 尿路に結石が出来る疾患を総称して尿路結石といいます。 結石は尿路の各所にできます。その発生する場所により 腎臓結石、尿管結石、尿道結石、膀胱結石とされますが、 大方は腎臓で結石が出来て、それが夫々の部位に留まっ て発症します。側腹部から背中にかけて、差し込むよう な激しい痛み、横腹や下腹部、.部の鈍痛、せん痛で 顔面蒼白、冷や汗、頻脈、悪心、嘔吐を伴う事もあり虚脱 状態に陥る事もある辛い病気です。 |
|||
| - 尿路結石という病気の成因 - 尿路に奇形、狭窄、腫瘤などがあると尿停滞がおこり 尿路通過障害による結石ができやすい病気です。 細菌の中には尿中の尿素を分解してアンモニアを生成 し、燐酸マグネシウムアンモニウム結石を作る事が あります。又副甲状腺に腫瘍などが出来て、副甲状腺ホル モンが大量に分泌されると、尿中にカルシウムとリン が排泄され、燐酸カルシウム結石を形成します。 尿酸が腎臓から排泄される事により、尿酸結石が、又、 先天異常のシスチン尿症ではシスチン結石を作り易い。 寝たきりの方の場合は、カルシウム代謝に異常を来し 結石が出来易く、食事、薬剤の影響で動物性蛋白質の 大量摂取は尿中の尿酸を増やして結石を作り易くしま すので配慮の必要な病気です。 - 病気の症状 - この病気で最も多いのは全体の７０～８０％を占める、カ ルシウム結石です。結石で尿の流れがせきとめられ、腎盂 の内圧が高まる事で起きるせん痛発作や、結石が尿路の 内壁を傷つけるために生じる血尿などの病気症状が現れ、 男性の方が女性の２～３倍程度多く病気罹患します。 痛みは側腹部から背中にかけて、差し込むような激しい 痛みで、尿の流れに沿う様に、下腹部、.部へ放散 します。顔面蒼白、冷や汗、頻脈、悪心、嘔吐を伴う事も あり虚脱状態に陥る事もある辛い病気です。 - 病気治療と合併症 - この病気の対症療法としては、鎮痛剤、鎮痙剤、抗生剤、 自然排石のために水分多量摂取、鎮痙剤、利尿剤、先天性 シスチン結石などは薬物で石を溶かす治療法、体外衝撃波 破砕療法（ＥＳＷＬ）で体外より破砕する方法、経皮的腎 結石摘出（ＰＮＬ）、衝撃波が届かない結石は、尿道から 内視鏡をいれてレーザー破砕する経尿管的結石摘出（ＴＵ Ｌ）、手術療法などがあります。 この病気は、切開をして取り除くのが基本であったものが 、現在は上記のように様々な方法がとられています。 尿路結石症という病気は短期で処置されれば、合併症など は有りませんが長期間尿の停滞をさせると、内圧が高まり 水腎症となり、腎機能は低下し、腎盂に停滞した尿で病気 感染が起こり易く、腎盂腎炎が合併します。早期に対処し たい病気です。 |
 |
|||
 |
||||
 |
||||
 |
- 病気予防のために - この病気、尿路結石の発作は夏期の汗をかきやすく、脱水状態に なり易い時期に、圧倒的に多い。 （体内の水分が減って尿の濃度 がたかまり、結石ができ易くなるためです）。ですから病気予防とし てまず 水分摂取が大切で 充分な水分により、小さい結晶のうちに 体外に排出する様にします。 肉料理、中華料理、ほうれん草などは結石の心配な人は控える事 により病気予防に繋がります。 尿路結石の発生を促す要因として、尿の流れの淀み、細菌などの 病気感染による尿路の炎症があり、ストレス、過食、薬の副作用な どが考えられています。 睡眠前の過食は特に注意し、栄養バラン スの取れた食事を心がけましょう。 |
|||
| * 尿路結石の再発；近年、尿路結石の除去術後に再発する患者さんの多い事が指摘されております。これは食生活の偏りなどの生活習 慣が、改善されない為としています。 尿路結石は高血圧や高血糖を併発している場合、結石が心筋梗塞や脳卒中の前兆になるとの専門 家の指摘もあり、早期治療が重要です。 発症の原因は明確ではありませんが、欧米風の食生活の拡がりと共に増加傾向にあり、脂質や 蛋白質、糖分の過剰摂取や脱水などが影響しているのではと考える向きもあります。 ある事例では、突然の血尿で受診し、尿路結石と診断され、偏った食生活や強いストレスが多様な疾患を引き起こしたとされました。（尿路 結石の他に、その後の診察で副腎ホルモンの異常分泌を伴う高血圧や腎機能の低下、不整脈が発見されました。）尿路結石は近年急増し ており、若年層にも広がりをみせている疾患です。血液中の尿酸や中性脂肪の値が上昇している場合には、この段階で生活改善を心がけ る事が大切です。 |
||||
| top pageへ>尿路結石 - MENU - |
||||
| 耳と鼻の病気（耳鼻科系） | 脳の病気（脳神経科系） | 心のこと（精神科系） | 心臓など（循環器系） | |
 難聴 メニエール病 慢性副鼻腔炎 |
脳出血 脳梗塞 一過性脳虚血発作 |
うつ病 認知症 自律神経失調症 |
動脈硬化 高血圧 心筋梗塞 狭心症 |
|
| 肺や喉の病気（呼吸器系） | 消化器系（外科・内科） | 消化器系（内科） | 腎臓、尿の病気（泌尿器系） | |
| 風邪症候群 気管支喘息 肺気腫 肺ガン 肺結核 肺炎・気管支炎 |
食道ガン 胃ガン 肝ガン 膵ガン 結腸ガン 直腸ガン 胃潰瘍 胃ポリープ 十二指腸潰瘍 胆石症 慢性膵炎 潰瘍性大腸炎 大腸ポリープ |
ウィルス性肝炎 アルコール性肝炎 脂肪肝 肝硬変 慢性胃炎 |
尿路結石 前立腺肥大症 慢性腎炎 腎硬化症 糖尿病性腎症 腹圧性尿失禁 |
|
| 代謝・内分泌系 | 血液やリンパ（血液系） | 整形外科系 | 女性の病気（婦人科系） | |
| 糖尿病性神経障害 糖尿病 高脂血症 高尿酸血症・痛風 甲状腺機能亢進症 |
悪性リンパ腫 貧血 その他の血液疾患 |
変形性関節症 肋間坐骨神経痛 ４０肩・５０肩 骨粗鬆症 慢性関節リウマチ |
子宮内膜症 子宮筋腫 子宮頸ガン 子宮体ガン |
|
| 眼・目のこと（眼科系） | 病気の要因 | |||
| 老眼 糖尿病性網膜症 白内障 緑内障 眼精疲労 |
肥満 加齢 運動 検診データ 食 |
|||
| (C) COPYRIGHT - 病気シグナル - ALLRIGHT RESERVED |
||||