肋間・坐骨神経痛・病気症状・痛み

disease.nukimi.com 肋間・坐骨神経痛

- 肋間・坐骨神経痛/病気症状/痛み -

 top pageへ>肋間・坐骨神経痛    肋間神経痛という病気と坐骨神経痛という病気の特徴・症状・痛?/FONT>

     肋間神経痛という病気

     脊髄神経の中で肋骨の間の部分に分布する肋間神経が、肋骨、脊髄の疾患や外傷、周囲からの圧迫、癒着、

     神経炎などによって起こります。肋間神経は腹部の左右のわき腹に分布し中央部にはありません。胸髄から

     出た12対の胸神経の前枝が肋間神経です。この12対の神経の何れかが、上記などの原因で障害された

     ために生じる突発性の痛みが肋間神経痛という病気です。痛みは通常片側のみに発生し、神経の走行に沿っ

     て帯状に出ます。


     
坐骨神経痛という病気

     一方、坐骨神経痛という病気は坐骨神経の経路に沿って感ずる疼痛です。下肢の運動や知覚を司る坐骨神経は

     人体内で最長の仙骨神経叢から出て大坐骨孔を通り、臀部、大腿後面をほぼ垂直に下降下肢の筋、皮膚に分布

     します。

     腰部脊柱管狭窄症という病名は、なじみの薄いものかも知れませんが、坐骨神経痛という病気の原因となる疾

     病です。腰部脊柱管狭窄症(坐骨神経痛の原因疾患)は、腰部の背骨の中の神経の通る脊柱管が狭くなり、馬

     尾神経や、神経根が圧迫され痛みを生じル病気です。筋力低下や、知覚麻痺を伴います。坐骨神経痛という病

     気が生じますと、患者は、神経の刺激、即ち痛みが避けられる方向へ側彎の姿勢をとる特徴があります。(坐

     骨神経痛性側彎)


     
類似する病気

     類似する病気には閉塞性動脈硬化症、バージャー病、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板症、腰椎の化膿性

     脊椎炎、脊椎カリエス、腰椎の腫瘍、馬尾神経腫瘍、多発神経炎、ヒ骨神経麻痺などがあります。

     坐骨神経痛という病気の種類


     坐骨神経痛(脊柱管狭窄症)は先天性・発育性狭窄と後天性狭窄が有りますが、後天性の場合、椎間板の

     加齢変化、椎間関節の加齢変化、靭帯の加齢変化などがあげられます。腰椎の加齢変化で起こる疾病には、

     変形性腰椎症腰椎すべり症椎間板ヘルニア、変性側彎症、後縦靭帯骨化症などがあります。

                                                            参考図解もご覧下さい

 top pageへ>肋間・坐骨神経痛

            -全身の神経-

 全身の神経は脳と脊髄からなる中枢神経とその中枢と夫々

 の部分を連絡する末梢神経に大別されます。末梢神経は知

 覚神経・運動神経・自律神経に大別され身体の末端の刺激

 は知覚神経が脳に伝えます。脊髄は背骨の脊柱管の中に納

 まっており、脊髄の末端からは腰神経や仙骨神経、尾骨神

 経などが下に向かって走っております。

 肋間神経と坐骨神経の大まかな位置は左図に示されており

 ます。(下図もご参照下さい


 
        
  - 肋間神経痛という病気 -


 原因不明の原発性肋間神経痛という病気と原因の明らか

 な続発性肋間神経痛という病気とにわけられます。


 原発性肋間神経痛という病気は、心因性の傷みや続発性

 の痛みを除いたうえで、末梢神経に何らかの病変も見出

 さないものをいいます。


 続発性肋間神経痛という病気は末梢神経及び、脊髄の知

 覚神経の刺激や障害によって起こります。その原因とし

 ては、帯状疱疹による神経炎、脊髄腫瘍、黄色靭帯骨化、

 肋骨骨折、脊椎外傷などがあります。


      
- 肋間神経痛という病気の症状 -

 痛みは普通片側のみで、神経の方向に沿って肋間を帯状

 に放散するのが特徴で、かなり耐え難い痛みです。

 帯状疱疹によるものでは、皮膚に帯状の湿疹が出ます。

      

 脊髄が肋間・坐骨神経痛の痛みを脳に伝える中枢経路です。

 脊髄は頸椎から腰椎にかけて伸びる神経線維の束で全身の情報は脊髄を通って脳に送られ、脳の命令も又、脊髄を経由

 して身体の各部に伝達をされます。脊髄は全部で31個の節に分かれており、各々の節からは一対の脊髄神経が出てお

 ります。脊髄が傷つけばそれより下の身体に脳の指令はとどかなくなります。肋間神経、坐骨神経は下図神経系参考図
 
 の左側に示されております。

 参考図
                                参考図解もご覧下さい


     
 - 坐骨神経痛という病気の症状 -


 でん部から大腿後面、下腿外側面、足にかけての痛みが

 特徴です。でん部から足にかけての重だるい感じ、圧迫

 感や放散痛、電撃的な痛みなど様々な原因によって安静

 時にも痛みがあるもの、長時間の歩行で生じるものなど

 があります。


 神経の走行に沿って、でん部から大腿後面を抑えると痛

 く、又、膝を伸ばしたまま下肢を持ち上げると痛みが強

 くなる。しばしば下腿の筋力低下、下腿外側と足の知覚

 鈍麻を伴います。


          
 - 日常生活 -

 病気の症状の強いときは安静にします。運動療法中でも

 同様で、我慢をして動いては逆効果で、悪化させる事も

 あります。姿勢で腰をそらす動作は脊柱管が狭くなり、

 症状が出易くなります。寝姿も腰をそらさない工夫をし

 て、側臥では身体を丸くして寝るのも良い方法です。

 仰臥では膝の下に枕を入れると、腰に負担が少なくなり

 ます。

 top pageへ>肋間・坐骨神経痛                   - MENU -
耳と鼻の病気(耳鼻科系) 脳の病気(脳神経科系) 心のこと(精神科系) 心臓など(循環器系)

  難聴
  メニエール病
  慢性副鼻腔炎

 

  脳出血
  脳梗塞
  一過性脳虚血発作

  うつ病
  認知症

  自律神経失調症

  動脈硬化
  高血圧
  心筋梗塞
  狭心症
 
肺や喉の病気(呼吸器系) 消化器系(外科・内科) 消化器系(内科) 腎臓、尿の病気(泌尿器系)

  風邪症候群
  気管支喘息
  肺気腫
  肺ガン
  肺結核
  肺炎・気管支炎
 
 

  食道ガン
  胃ガン
  肝ガン
  膵ガン
  結腸ガン
  直腸ガン
  胃潰瘍
  胃ポリープ
  十二指腸潰瘍
  胆石症
  慢性膵炎
  潰瘍性大腸炎
  大腸ポリープ
 

  ウィルス性肝炎
  アルコール性肝炎
  脂肪肝
  肝硬変

  慢性胃炎

  尿路結石
  前立腺肥大症
  慢性腎炎
  腎硬化症
  糖尿病性腎症
  腹圧性尿失禁
 
代謝・内分泌系 血液やリンパ(血液系) 整形外科系 女性の病気(婦人科系)

  糖尿病性神経障害
  糖尿病
  高脂血症
  高尿酸血症・痛風
  甲状腺機能亢進症
 
  悪性リンパ腫
  貧血
  その他の血液疾患

  変形性関節症
  
肋間坐骨神経痛
  40肩・50肩
  
骨粗鬆症
  慢性関節リウマチ

  子宮内膜症
  子宮筋腫
  子宮頸ガン
  子宮体ガン
眼・目のこと(眼科系) 病気の要因

  老眼
  糖尿病性網膜症
  白内障
  緑内障
  眼精疲労

  肥満
  加齢
  運動
  検診データ
  食



 
(C) COPYRIGHT - 病気シグナル - ALLRIGHT RESERVED