disease.nukimi.com 膵ガン(膵臓癌) | ||||
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- 膵ガン(膵臓癌)という病気症状・検査 - |
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top pageへ>膵ガン(膵臓癌) 診断の難しい膵ガン(膵臓癌)という病気症状・検?/FONT> | ||||
膵ガン(膵臓癌)という病気 膵ガン(膵臓癌)という病気は診断が難しい疾患で、 発見された時には手遅れと言う事も多いようです。原因 は明確には分かっておりません。 慢性膵炎と膵ガン(膵臓癌)という病気の因果関係も分かっておらず、更に 早期の膵ガン(膵臓癌)は病気の症状が殆ど有りません。 ただ、膵石、糖尿病との合併は多いとされ、食事( 特に高脂肪食)と関連するという報告もされています。好発年齢は60歳代で、膵ガン(膵臓癌)という病気の全 体の80%が50歳代〜70歳代に発生するとされます。 膵臓癌は進行が早く完治が望めるのは唯一手術とさ れておりますが、その手術が可能なものは全体の30%といわれます。又、手術が出来ても5年生存率は平均 で20%以下と厳しく、膵臓癌発症で完治まではわずか6%しかありません。膵臓癌はかなり困難な癌といえま す。その膵臓癌は膵頭部が80%、膵体、膵尾部で20%となり、 特にこの膵体、膵尾部の癌の発見は症状が 無いので発見された場合でも手遅れというケースの多い厄介な癌です。ただ、このように早期発見が難しい膵 臓癌でもその試みはなされています。超音波検査での膵管の拡張や嚢胞の所見が早期発見の手がかりにな るというもので、 そんな所見のある人を高リスク群として3〜6ヶ月に一回、超音波検査による追跡調査がされ ております。膵臓癌の早期発見の可能な腫瘍マーカーなどはまだ開発されておりません。 (腫瘍マーカー CA-19-9 もご覧下さい。) * 膵臓癌の早期発見;ご覧頂きました様に、膵臓癌は早期発見が難しく、困難な癌ですが、大阪府立成人病セン ターのグループで、見逃せない報告がなされております。早期発見に関わる報告はこちらをご覧下さい。 膵ガン(膵臓癌)という病気の症状 一般的な病気の症状は腹部不快感、腹痛、食欲不振、全身倦怠感などで糖尿病がでたり、進行すると背部痛、 黄疸、体重減少もでてきます。膵ガン(膵臓癌)の発生部位によりその症状の出方がかわります。強い腰痛 の場合なども他の症状がなくても、膵ガン(膵臓癌)を疑って上腹部CTスキャン検査を受けるようにして下さい。 進行しますと、周囲のリンパ節や胆管、胃、小腸、肝臓、肺、腹膜などに転移します。 * 糖尿病と膵癌;膵臓癌の患者さんの半数以上に糖尿病があるとされ、糖尿病を指摘された段階で、膵臓癌の 検査を受ける事が早期発見の糸口と薦める報告もあります。膵臓は脂肪組織に埋まり、症状が出にくいが、癌 はすぐ外に広がり大多数は、進行した状態で発見されております。糖尿病の診断を受けたなら、医療機関に行 き、膵臓癌の検査を受けて、確認する事も賢い選択かも知れません。 各臓器への転移率 (肺13、3%・副腎6、9%・肝臓18、2%・腹膜11、6%・隣接臓器20、2%{胆管、小腸、胃、脾臓}) 膵ガン(膵臓癌)という厄介な病気 病気の鑑別、治療の難しい厄介な病気なので、早期発見、早期治療が望まれます。手術可能な場合は積極 的に切除します。切除が出来ない場合に消化管の閉塞や黄疸対策としてバイバス手術を行う事も有ります。 膵ガンはガン全体から見ると、多いガンではありませんが、増加傾向にあるガンです。 膵ガン(膵臓癌)関連検査値・基準値 リパーゼ、α-フェトプロテイン 一部の膵機能検査の意味 膵臓は胃の裏側にある重要な臓器で、アミラーゼ、リパーゼ、トリプシンなどの消化酵素、重炭酸塩などを 十二指腸に分泌、又、血中のブドウ糖の濃度を調節するインスリン、グルカゴン、消化機能を調節するホル モンなどを血中に分泌します。何らかの原因で膵機能が障害、破壊されますと、膵機能低下と共に、膵酵素 (消化酵素)が大量に認められるなどの変化があらわれます。これらの機能障害や癌などを調べるために 膵機能検査が実施されます。 top pageへ>膵ガン(膵臓癌) |
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- 厄介な膵ガン(膵臓癌)という病気 - 膵ガン(膵臓癌)という病気は健康診断では見つけにく い病気です。 本人の不快な病気の症状が続いている場合に、受診して 見つかることが多く、黄疸が出る時には膵管出口の膵頭 部に、腹痛や体重減少などの場合、膵頭部反対側の膵尾 部にガンが発見される場合が多い。 膵ガンの3分の2は膵頭部ガンで、ある程度大きくなり ますと、総胆管を圧迫して黄疸がでます。 膵ガン(膵臓癌)という病気は早期の発見が困難な治療 の難しい疾病です。 しかし総胆管を圧迫する膵ガン(膵臓癌)は、黄疸を起 こす事があり、比較的早期に見つかる場合もあります。 疼痛(初めに気づく重要所見→左季肋部など)、体重減 少(急速、かつ高度、食欲不振、悪心、嘔吐など)、消 化管出血(浸潤し糜爛や潰瘍を形成し出血)などの病気 の症状も確認される事があります。その他便通異常、感 染発熱などもあります。 又、膵ガン(膵臓癌)という病気はどの様な人が、罹患 し易いのかも分からず、とても厄介です。ただし、明確 な因果関係は不明ですが、慢性膵炎の人、糖尿病のある 人は膵ガン(膵臓癌)という病気になりやすいと考えら れております。 膵ガン(膵臓癌)は肝臓、腹膜、リンパ節などに再発をきた し易くこれらの臓器を重点的に定期検査しなければなりませ ん。肝臓は腹部超音波検査、CT、MRI併用で1cm以下の転移 も発見できます。一方、腹膜への転移は早期発見が難しく、 2p程度でも超音波、CT、MRIでも発見できず腹水で気づく という事も少なくありません。膵臓癌の再発の場合は限界が 有り、生存率の延長も難しい疾患です。 ![]() 膵癌の各臓器への転移率もご参照下さい |
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膵臓癌の検査と診断 診断は一般的には超音波検査、CT検査、MRI検査、内視鏡的酔漢造影が用いられますが、超音波検査が簡便です。超音波が 到達できる深さであるなら、場合により、1cm程度の病変も検出できる場合が有りますが腸のガス、脂肪などは検査の障害 になります。CT検査は膵臓全体を見ることができます。ただ、超音波とCTでその部位を充分に検査できたとしても2p程度 の膵臓癌を見出せない事もあります。 磁気共鳴胆管膵管造影検査/MRCP;magnetic resonance cholangiopancreato graphy は内視鏡検査をする事無く膵管造影に 近い画像を得ることができ、膵臓癌の診断で必要不可欠な検査になっております。被験者に苦痛がない大きな利点がありま す。 内視鏡的胆管膵管造影検査/ERCP;endoscopic retrograde cholangiopancreatography は長いファイバーを十二指腸までい れ膵管に細いチューブを挿入して造影剤を注入し、膵管の微細な変化を捉えることができます。検査頻度はMRCPの登場によ り減りましたが、直接膵液を採取でき、細胞診検査が出来る大きな利点があります。 超音波内視鏡検査は内視鏡の先端から超音波を操作でき、胃の後壁に隣接する膵臓を胃壁を介して直接観察します。障害と なるような筋肉や脂肪組織が無い状態で観察できる大きな利点があります。 PETは内視鏡よりも優れており、不必要な手術を減らす事ができます。100%区別できるわけでは有りませんが、優れて 選択肢が増えるということは言えるようです。ただ、PETは高額医療機器であり、検査も高額であること、膵臓癌を扱う臨 床医にも充分に活用されていない実態があります。PETの限界、操作判定の習熟、細胞密度が低ければ映りにくく判定が難 しくなる、良性の慢性膵炎も炎症性のため炎症が強い時期ならば、濃く映るなど正確度を高める判定のための過程も求めら れるようです。 |
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-奥深い臓器ガン、膵ガン(膵臓癌)という病気- 膵臓は身体の奥にある臓器で、そのため膵ガン(膵臓癌) という病気はCTや 超音波検査などの方法でも発見の 難しいガンです。膵ガン(膵臓癌)が疑われるのなら、優 れた診断設備をもつ病院にかかる必要があります。 内視鏡をもちいる膵管造影(ERCP)を行えば、早期 のガンを発見できますが、膵ガン(膵臓癌)という病気の 疑いのある人全てに膵管造影をすることは難しい様です。 膵ガン(膵臓癌)という病気は進行が一般的には早く、 予後も不良です。 膵ガン(膵臓癌)という病気が心配な場合は、とにかく 精密検査をうけ膵ガン(膵臓癌)と診断された場合は、早 期に徹底した治療を受けるべきでしょう。 [ 膵ガン(膵臓癌)の診断は腫瘤があった場合、超音波と CTでは良性か悪性か区別が難しい場合があり、良性の慢性 膵炎と膵ガン(膵臓癌)の判定を躊躇する場合もあります 。手術、病理検査で初めて判定できるケースも有るほどで す。膵ガン(膵臓癌)は難しい病気です。] |
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* 膵臓癌の早期発見に関する報告;膵臓癌は腹部の深い位置にあります。しかも、臓器は厚みが無く、各種の 検査でも限界があるのも現状です。従って、検査は簡単では無く、早期発見の難しい癌です。例えば、「上腹部 の不快感を訴えて受診しても、 診断は胃炎とされたが、 数ヵ月後に黄疸が出る、痩せるなどから進行した膵臓 癌が判明するという事も比較的ある」とされます。 グループは、癌の出来る前に膵臓内の小さな異変(癌と診断 される数年前の異変)に気付きました。それは膵臓の中を走る主膵管が正常な状態よりも少し太い・膵臓内に袋 状の嚢胞が出来たりするなどの異常が多いという事です。 グループでは研究成果を基に、1998年から超音波 を使った膵臓癌検診を開始。具体的には人間ドックなどで、膵臓が腫れているなど、何らかの異常を発見できた 人を対象とし、主膵管が(通常1、5o程度のものが2、5o以上と)太くないかや、嚢胞が出来ていないかを入念 に観察して、異常を発見できれば、 造影剤を使った超音波検査や、膵液の組織を採取するなどで、癌細胞の有 無を確認します。 (主膵管が太い人や嚢胞のある人は、現在、検査で異常が無くても、将来膵臓癌になるリスク は、通常より高いと考えられる) 異常が無くても、その後は、 グループでは当該患者に6ヶ月毎の定期検診を薦 めている。 主膵管の拡張・嚢胞のどちらかがある人はどちらも認められなかった人に比して、膵臓癌の発症リス クは約3倍、 両方ある人では27倍に高まるとしており、さらに、膵臓癌の発症する確率は年平均で1%以上と高 率である事も報告しております。 当初、専門家から 「超音波による膵臓検査は困難」と効果を疑問視する見解も あったが、近年では「検診法を学びたい」という検査技師が増加していると報告しております。 追跡データ;膵管拡張患者や膵嚢胞患者1,039人を平均、5、6年追跡調査の結果、17人に膵臓癌が発見され、 17人の内、7人はステージ0〜ステージTの段階で癌を発見できた。 通常の場合では、この段階での膵臓癌発 見率は2%程度とされ、その発見率は際立っております。 |
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