老眼・加齢

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     老眼の始まり/加齢の意識の前触れか

     40歳代にはいると大概の人は物が見えにくくなる経験があると思いますが、老眼の始まりです。加齢を意識

     せざるを得ませんね。

     目は角膜と水晶体が光線を屈折させて網膜に焦点を結んで像を確認しています。 物を見るときは水晶体の

     レンズの厚みを調節して見ています。 若い頃は水晶体に弾力があり距離に応じて厚みを自動調節し、ピント

     を合わせていますが、その能力が徐々に衰えてきます。加齢を認めざるを得ないとか言う事ではありません

     が本来の基礎機能の衰えを感ずる、加齢を感じ始める世代にそろそろ・・という事でしょうか。

     そのため物がぼやけて見えるようになり、調節のためには眼がねなどの矯正具が必要になってきます。


     
遠視と老眼
  
     遠視は老眼とは違い遠くのものが眼底の少し後で焦点を結ぶもので、眼球が少し小さいか、屈折異常に

     よるものです。遠視の場合も遠くのものを見る場合には凸レンズが必要です。


     老眼の場合は、遠くのものはレンズなしでも見えますが、近くのものは凸レンズが必要になります。レンズ

     を使わずに近くの物を見続けると眼精疲労などの症状が出てきます。





     
◎ 加齢黄斑変性症を、以下に紹介させて頂きました。ご参考にご覧下さい。(加齢黄斑変性症も視力低下

     を招きます。)


     
* 加齢黄斑変性症;加齢と共に目の中に老廃物が溜まって起きる加齢黄斑変性症は、視力が低下し、失明

     する事もあります。黄斑は光を感じる網膜の中心部分にあり、加齢により様々な異常が起こり発症しますが、

     網膜の下から脆い血管が伸びて起こる「ウェット型」とその他の「ドライ型」があります。欧米では視覚障害の

     原因疾患の中で最も多いものであり、米国では「ドライ型」が全体の90%を占めています。国内では視覚障

     害は1緑内障、2糖尿病性網膜症、3網膜色素変性症に次いで4番目に多発しています。


     「ウェット型」にはレーザーで脆い血管を詰まらせる光線力学療法、血管が伸びるのを抑える抗血管新生薬

     などがありますが、 「ドライ型」には有効な治療方法は 現行では有りません。 現在有力視されているのは、

     米ワシントン州にあるベンチャー企業のアキュセラと日本の大塚製薬で共同開発中の飲み薬「ACU−442

     9」があります。


     網膜には光を感じる視細胞が並んでおり、 光を帯びると活性化します。 その反応で老廃物が出来、蓄積す

     る事で視細胞は 徐々にダメージを受け「ドライ型」の加齢黄斑変性症を引き起こします。視細胞には桿体細

     胞と錘体細胞があり、錘体細胞(明るい場所で働く)は黄斑だけに存在します。 新薬「ACU−4429」は視細

     胞のうち、 暗い場所で明暗を感じる際に動く 桿体細胞の反応だけを抑えます。 新薬「ACU−4429」は明る

     い場所で桿体細胞の反応を抑えて錘体細胞を守るという考え方です。新薬「ACU−4429」は動物実験で効

     果を確認しており、 2009年では55〜80歳の健康なボランティア46人を対象にした臨床試験を終え、桿体

     細胞の反応だけを抑え、副作用は無いと報告しています。2010年は、安全性・有効性の試験を実施し、7〜

     8年以内には米国で承認を受ける事を目標にしています。(細胞数は桿体細胞の方が圧倒的に多いが、明る

     い場所での色を含む視覚情報は全て錘体細胞が担う。そして、桿体細胞は、明るい場所では反応は空回りし、

     老廃物を無駄に作る。「ACU−4429」は、その働きを抑制して錘体細胞を守る。)


     因みに加齢黄斑変性症は物がゆがむ、見ようとする物の中心部がぼやけて見え難くなる、視力が低下する

     などの症状を呈します。診断には視力検査・眼底検査などで詳しく調べる必要があります。



   
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 - 遠近両用レンズ -


 遠近両用レンズはこの眼がね一本で、遠くも、近く

 も掛け替えずに使える便利なものです。

 つまり、遠くを見る場合は度の入っていない視野の

 部分(レンズの上部)で見て、近くの文字などは、

 レンズの下部の度の入っている部分でみます。

 このレンズには2重焦点レンズ、3重焦点レンズ、

 累進焦点レンズの3種類があります。

 ただ、これらのレンズは裸眼で物を見るような広い

 視野はありませんので、御自分に合った視野でつくり

 出来るだけ眼精疲労のすくない、使い勝手のよいもの

 にする事が肝要です。

 ただ、近用の視野は狭いので、読書とか、職場での

 使用は専用の老眼鏡を使う方が、疲れが軽減できると

 思います。



       - 適切な眼鏡を適時に作る -


 老眼の最初の頃、あるいは老眼が進んでくる時は

 眼鏡を使わないでみるか、合わない眼鏡で字など

 を見続けようとし易く、その結果、眼精疲労を自覚

 する様になります。特に老眼の初期は比較的進行

 が早いため、作成した眼鏡もすぐに合わなくなりま

 す。眼鏡は適切に作りかえるなど、眼科医と相談し

 て、対処しましょう。


       
 - 眼精疲労を感じる時は -


 眼精疲労を防ぐために、 近くのものばかり見続ける

 事や、 モニターばかり、CRT、TVばかりを見続け無

 いこと、暗いところで書物や、細かい字を見続け無い、

 適切な明るさの元で書物などを見ること、疲れを感じ

 た時など、外の風景、 眼を休める植物、部屋の一番

 遠くに位置する箇所を見るなどして、疲れた眼を一時

 休ませる工夫もしましょう。


 参考情報(ご参考にご覧下さい)

 
* 急増するIT眼症;VDT作業で様々な症状が発現する事は知られておりますが、 近年、急増が報告されているものにIT眼症が

 あります。 これはパソコン作業で画面を凝視、 キーボードや資料を確認するなどの視線の制御を各方向にコントロールする事、

 ピント合わせ、瞳を絞るなど近見反応を繰り返して行い、大脳lはこれを司るために、脳も目も疲れる結果になります。 目はドライ

 アイを併発し、肩凝り、腰痛、頭痛をも起こします。

 「予防は1時間作業・10〜15分目を休める休憩をし、加えて@目の屈折異常の適正な矯正A斜位の治療B目薬の利用C目専

 用の温熱パックの利用Dサプリメントの服用などを上げています。近視や乱視、遠視などの屈折異常に気付かないでいたり、合

 わない眼鏡やコンタクトを使っているとIT眼症になり易い。」としております。


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