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- 大腸ポリープ・癌化・検査 -

 top pageへ>大腸ポリープ 腺腫性で広基性のものは癌化しやすい大腸ポリープ、検査で早期発見

     大腸ポリープという病気

     大腸の粘膜から隆起した突出物(腫瘍)は全てポリープと呼ばれます。ポリープそのものは粘膜の表面

     に生じる茎を持つ有茎型(良性)が多く、鼻、胃、胆嚢、子宮などの臓器にも発生します。


     大腸ポリープは加齢と共に増加します。その場合、80%は腺腫で、S字結腸、直腸によくできます。

     有茎型から広基型まで様々な型があり、腺腫の多くは1cm以下で、2cm以上のものは少ない。腺腫

     の一部は癌化しやすく(5〜20%)、大腸ガンの多くはこの腺種から発生すると考えられています。


     
大腸ポリープという病気/有茎性、広基性ポリープ

     有茎性という茸状に根元がくびれた大腸ポリープは一般に良性のものが多く、全体が盛り上がった広基性の

     大腸ポリープ(特に2cm以上のもの)は腺腫性で癌化しやすいと言われています。検査で癌(ガン)化して

     いる事が判明した場合は大きく病巣を取り除く必要があります。


     
大腸ポリープという病気/ポリポーシス

     内壁に多数のポリープが同時に多発する
ポリポーシスは殆ど全ての例で癌化します。この様な場合は

     広範囲で数も多い上に、
遺伝性でガン必発なので、大きく大腸を切除し、人工.をつけるような大手術

     が必要となります。大腸ポリープは直腸に最も多く発生し、次がS字結腸です。40歳以降の男性に多く

     その発生率も女性の2倍と言われています。小さなポリープでは症状は殆ど現れません。


     
大腸ポリープの検査

     大腸ポリープの検査は便潜血検査やエックス線による注腸造影検査、内視鏡検査などで、便潜血検査は便に

     血液が混入しているか否かを化学的、免疫学的に調べ、微量血液も検出します。注腸造影検査は.から

     造影剤(バリウム)を注入してエックス線造影を行い大腸全体の病変を確認します。内視鏡検査は.から

     内視鏡を入れ、直腸から盲腸までを調べます。この場合はポリープを発見した場合、直ちにポリープを切除

     できます。


     
大腸ポリープ関連検査値・基準値

     便性状便潜血

     (血便の色は出血の量や速度、消化管内の通過時間により異なるが、肉眼では一般的に、食道や胃、十二指腸

     など上部消化管の出血ほど黒っぽく、下部に行くほど暗赤色、鮮紅色になる。消化管出血は肉眼では確認でき

     ず、便潜血反応で確認できるケースもある。大腸ポリープの場合、大量出血という事は通常は無く、便潜血反

     応で確認されるが、小さなポリープでは便潜血では必ずしも陽性となるとは限らない。)



     
*大腸ポリープの再発予防

     近年、大腸ポリープの予防の可能性を示す臨床結果が報告されている。それによると、緑茶成分のカテキンを

     含む錠剤を呑み続ける事により、臨床結果に有意な差を認めたとされる報告で、(2008、10月、日本癌学会)

     大腸ポリープを内視鏡で切除した125人の内、60人が緑茶錠剤3錠を毎日呑み、呑まないグループ65人と比

     較対照した。その結果、1年後大腸ポリープの再発率は、錠剤を呑み続けたグループでは、15%に対し、呑ま

     なかったグループでは31%であったというものです。この錠剤は3錠で1.5グラム、緑茶6杯分に相当するとさ

     れ、緑茶錠剤を呑んでも、毎日緑茶を飲む量が、3杯以下と少ない人の場合の再発率は60%と、高率である事

     も報告されており、緑茶を飲む量の多い程、ポリープの再発が抑制されるとする報告となっています。大腸ポリ

     ープの再発予防が緑茶錠剤の臨床試験で実証されたのは初めてという事で、緑茶錠剤のがん予防の可能性を

     うかがわせる成果とされ、注目されるかも知れない。錠剤は安価で使いやすく、安全性も高いと紹介されている。

     (by 岐阜大医学部 清水雅仁・森脇久隆 ら)




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         -大腸ポリープの切除-


 大きなポリープの場合は内視鏡の先端からループ状のワ

 イヤー(スネア)でポリープを締め付けて高周波電流を

 流して焼き切るポリペクトミーという方法をとることが

 できます。切除したポリープは組織を顕微鏡で調べる検

 査ができます。この際に癌化しているか否かの確認をし

 ます。
 
       
 - やはり健診が大切です -


 小さなポリープは病気の症状が殆ど有りません。出血量

 の多い下血ならば、鈍い腹部痛を感じたりもしますが、

 わずかな出血では気づかない事も少なくありません。


 健康診断で便潜血検査の際、陽性なら大腸の精密検査を

 受けて、ポリープの有無をしっかり確かめる事が大切に

 なります。


 大腸ポリープという病気が出来る背景には、遺伝的要素

 もあると考えられていますので、家族にポリープが見つ

 かった時には、検査を受けていない様で有れば、すぐに

 受診するべきです。


 大腸粘膜の広い範囲にわたって100個以上のポリープ

 の見られるものを、ポリポーシスといいます。

 ポリポーシスの場合は放置しますと殆ど
100%癌化

 するので特にポリポーシスが家族に発見された場合、他

 の家族は、必ず受診することが勧められます。


 定期健診は年一回確実に受けましょう。大腸ポリープと

 いう病気が発見されたら医師と相談し以降確実に、要事

 、健診を実行する事が命を守ることになります。


 大腸ポリープは切除後でも、又、ポリープはでき易いの

 で術後それでOKと言う事にはなりません。


 切除した場合は以降、検査を確実に実行しましょう。


    - 原因はまだ明確に解明されていません -


 大腸ポリープという病気の発生機序は少しづつ解明され

 て来ておりますが、明確な解明は成されておりません。

 従って予防法は無いと言うのが現状です。


 食生活の欧米化により大腸への負担が増えていると言う

 事が影響していると言われてはおります。食生活に配慮す

 るのは、他の病気予防上からも大切な事ですが、大腸ポリ

 ープに関する限り、食生活と同時に、病気の早期発見、

 早期治療は大原則という事になるでしょう。


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