disease.nukimi.com 変形性関節症 | ||||
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- 変形性関節症/病気症状/原因 - |
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top pageへ>変形性関節症 肥満大敵、変形性関節症・病気症状・原因 | ||||
変形性関節症という病気 軟骨(関節軟骨)は骨に負担がかかるのを防ぐ役割を果たしており、軟骨と軟骨の隙間は軟骨に栄養を与 える関節液で満たされています。関節液は軟骨の摩擦を少なくし、軟骨表面が傷つくのを防ぎます。 変形性関節症という病気は使いすぎや老化などで関節軟骨が変形してしまい、骨と骨が直接擦れ合う事によ り痛みが出る事で関節軟骨の退行性変化により進行性の痛みや運動障害、機能障害を起こす、という事にな ります。障害を起こしやすい部位は、股関節、膝関節、手指の関節、足関節、肘関節などです。 変形性関節症という病気の原因 発生原因により1次性と2次性に分けられます。1次性は使いすぎ、老化などが原因のもので、2次性は軟骨 変形を起こす何らかの疾患、例えば関節内骨折により、関節面にズレが生じ、関節面どうしが合わなくなって 軟骨が磨り減るもの、などです。 変形性関節症という病気の代表/変形性膝関節症など 膝関節の変形性関節症は代表的なものですが、肥満や、O脚の人に多く、股関節は先天性股関節脱臼や臼 蓋形成不全の人、股関節部を骨折した人に多く、 足関節の場合は、関節内骨折後に生じることが多くみられ ます。肥満の注意やスキーなどのスポーツにも注意が必要です。肘関節の場合は大工さんや、野球のピッチ ャーなどに、指の関節は中年以降の女性に多くみられます。 * 頸椎の変形;頸椎が変形しますと、脳底動脈を圧迫する事があります。また、動脈硬化などが原因で動脈 の狭窄など、血液の循環が(一過性に)悪くなる事で、脳底動脈循環不全を起こし、頸性めまいと呼ばれるめ まいを惹起したり、 意識障害などを起こしたりします。 血液の循環が悪くなったところへ、血圧の低下などが 有る場合には、より起こし易くなるかもしれません。整形外科、脳神経外科、神経内科等で検査をして下さい。 脳底動脈の狭窄は MRA(MRIを使って血管を調べる検査) で確認できます。 めまいが取れない場合には、 他の原因も考慮し、耳鼻科や精神科などで確認も必要になるかもしれません。 top pageへ>変形性関節症 |
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-身体を支える骨、関節、靭帯の構造- 身体を支える骨は合計200個から出来ているといわれます。そのうち骨盤から下の骨は62個あり、骨同士の継がり方 は下の図のようにその部分ごとに様々な特徴があります。骨同士は関節や靭帯でつながっており、自由に運動し、体重 や負荷を支える形になっています。 |
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- 変形性関節症という病気の症状 - 関節の痛みは膝関節の場合、軽症では歩き始め、正座か ら立ち上がる時、関節の動かし始めに生じ、しばらく動 かしていると消失しますが、更に動かすと再度痛みが生 じて来るのが特徴です。 重症では、常に痛み、関節の運動制限が起こり、骨の変 形や関節の腫脹、関節液貯留(水が溜まる)などの病気 の症状が生じます。 関節の痛みや腫れ、変形などの症状が出ますので、変形 性関節症という病気と関節リウマチには類似点が多く間 違い易いのですが、リウマチの場合は左右の同じ関節に 病気の症状が出ますのでわかります。又、リウマチは手 足の指関節の場合は先端は侵されにくいことも、特徴で す。 |
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-変形性関節症の進行- 変形性関節症は中年以降の肥満の女性に多く見られますが左 図をご覧下さい。関節に過重な負荷がかけられ続けた結果、関 節軟骨が磨耗し始めて滑膜にも炎症がおこります。更に変形性 関節症が進行すると関節軟骨は大きく消失し、 骨と骨が直接接 触してしまうようになります。骨、軟骨の磨耗、増殖し関節が変形 してしまいます。関節辺縁は骨棘も形成するなど常時痛みを訴え るようになります。 |
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- 変形性関節症という病気の予防 - 下肢の関節の場合は、体重が重いと関節に負担がかかります。 肥満にならないように注意をし、 膝関節の場合には関節の安定 性を高めるために 大腿四頭筋(太ももも筋肉)の筋力強化に努 めたり、履物には自分の足にあった靴などをしっかり選定し、合 わないものは 処分しましょう。 トイレは洋式が良く、正座を避け、 杖を利用する事も助けになります。 長時間の歩行、階段、坂道、 などは避けましょう。お風呂や温湿布での保温も良い方法です。 転ばないように注意をすることは、膝に水が溜まる事を防ぐ事に 繋がる場合もあります。痛みを感じた場合などは、無理をしない、 負荷をかけない事も大切で、早期に医師の診断を仰ぐ事は大切 な予防手段です。 |
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* 骨切り術改良法;変形性膝関節症は体重の増加・閉経後に骨や軟骨が弱くなるなどで、膝の関節が変形しますが、大方の病院で勧 められるのが人工関節です。「この人工関節は本来、軟骨の下の骨まで欠けた様な末期の患者向けである」と横浜市立大学部整形外 科の斉藤知行教授らが紹介しております。それによりますと「軟骨の欠損はあっても、骨まで削れていない中期の患者に適用すると問 題の無い骨や軟骨まで除去してしまい、不具合が起きた場合には、更に大きな人工関節を入れる事になるし、曲げられる角度も限られ る。」とし、「中期の患者に向くのは骨切り術で、 これは人工関節よりも安価で自分の関節が残るため、正座や軽い運動も出来、ほぼ元 の生活に戻れる利点がある」としています。 しかしこの問題点は術後、 支え無しに歩けるまでには2ヶ月程度かかる。 又、高齢者では、 長い間動かないと運動機能の低下や骨粗鬆症などの合併症を招いてしまいます。 骨切り術改良法は骨を削るのではなく、切込みを入 れて適切な角度に開き、そこにリン酸やカルシウムを焼き固めて出来た新開発の人工骨を楔のように挟み込み、更に特殊なチタン製の 板でしっかり固定するので、術後1週間程度で歩行訓練が可能となるなどの回復期間も人工関節並みに短縮できる。 人工骨には細か い穴が多数開いており、ここに骨の細胞が入り込み、2〜3年かけて自分の骨が再生する。 費用は、入院費用を別として、人工関節の 費用の約半分で済むと紹介されております。又、身体への負担も、人工関節に比べてはるかに少なく、両膝を同じ日に手術する事も可 能となったとしております。チタン製の板はそのまま残しても問題ないが、多くの患者さんは後で取り外す事を希望するとしております。 |
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