動脈硬化・病気症状・合併症

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- 動脈硬化・病気症状・合併症 -

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     動脈硬化という病気と波及する疾患

     動脈硬化という病気は血管壁が弾力を失い、硬くなった状態です。自覚症状がなく引き起こされる合併症に

     は重篤な物が多い重大な病気です。


     動脈硬化という病気は年齢を経るに従って、狭心症心筋梗塞脳出血脳梗塞などを引き起こす原因に

     なります。一般的には老化現象として見られるものでしょうが、最近では小学校低学年でも動脈硬化性の血

     管変性がみられ、問題になっている病気です。これは食生活の問題、運動不足がその大きな原因と考えられ

     ます。

     さらに高血圧、高コレステロール血症、高脂血症高尿酸血症糖尿病などの病気罹患している人、高め

     に推移している人は特に注意が必要です。肥満、喫煙、家族歴なども考慮されなければなりません。


    
 動脈硬化という病気の種類

     動脈硬化は粥状動脈硬化(アテローム性動脈硬化)と細動脈硬化が有りますが、粥状動脈硬化は幾分太め

     の血管に起こりやすく、細動脈硬化は高血圧が続いているために、末端の細い動脈がいつも張り詰めた状態
 
     となって、次第に血管の柔軟性が失われて起こるといわれています。

     (動脈硬化を起こしやすい部位と障害もご覧ください。




     * 糖尿病合併高血圧;近年、糖尿病に高血圧が合併する事例が急増しております。高血圧を合併すると、

     動脈硬化を起こすリスクが高い事は、良く知られております。 しかし、合併により動脈硬化に罹患する危

     険率は、夫々の疾患リスクの和ではなく、3〜4倍になると指摘されております。 勿論、 脳卒中や心筋梗

     塞、 腎障害も起こし易くなります。


     実際、血圧が高いまま、 血糖値だけを下げすぎると危険であり、 むしろ死亡率が高くなると指摘されてお

     ります。 血圧を管理しながら、 HbA1cを6、0未満にコントロールする必要があるとしています。 この様に、

     糖尿病合併高血圧の治療方針は、変わってきております。







     
* レイノー症状;寒冷や精神的ストレスで四肢末梢の細い動脈が一過性に収縮し、皮膚の色調が、変化する

     現象はレイノー症状といいますが、このレイノー症状は膠原病での出現頻度が高いことが分かっております。

     又、膠原病での初発症状としても、多いことは知られております。 そして、
動脈硬化、血管の炎症などによる

     狭窄が原因で起きる循環不全でも寒冷刺激で指が白くなるため、注意が必要になります。原因となる疾患が

     発見されない場合にはレイノー病と呼んでおります。 症状の出現を予防するためには、 洗面などは、夏でも

     温水を使い、冬の手袋、保温は手だけではなく、体全体を温める事と薦められております。




     
動脈硬化関連検査値・基準値  (脂質検査の意味もご覧下さい

     中性脂肪




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- 全身の動脈に起きる動脈硬化という病気 -


 大きな問題になるのは脳動脈、冠動脈、胸部大動脈

 腹部大動脈、腎動脈、足の動脈です。

 中でも致命的な事故で問題になるのは、脳動脈(脳梗

 塞、脳出血)冠動脈(心筋梗塞と狭心症)です。

 脳疾患と心疾患の事故を同種類の原因として集計すれ

 ば、恐ろしいガンを超える発生率になる病気です。

 しかも殆ど病気の自覚症状が有りませんから、厄介です。

 高脂血症、高コレステロール血症、糖尿病、高血圧な

 どが有れば動脈硬化という病気を疑い、日常生活で対策

 をとる事は、大切なことになるかも知れません。


 自覚症状を感ずるというような事になったら相当の

 進行という事が出来るでしょう。

 そのような時は様々な障害をおこし病気の症状を示すと

 いわれます。


      
 - 動脈硬化症、病気症状の例 -


 慢性脳循環不全/物忘れ・めまい、脳梗塞/手足の麻痺

 ・言語障害、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤、大動脈瘤

 破裂、腎不全、尿毒症、閉塞性動脈硬化症/歩行困難
 

 ある記述では、最近の動脈硬化という病気は弱々しく、

 ちょっとしたきっかけで破れやすい特徴があるとありま

 した。

 何故なのかは専門家に任せて、確かに食生活や、取り巻

 く社会生活環境が大きく変遷している事は事実ですね。
 
      -動脈硬化を起こしやすい動脈と障害-


網膜の細動脈 眼底出血
上行大動脈
冠状動脈 狭心症、心筋梗塞
腎動脈・
腎実質内細動脈
慢性腎虚血、腎硬化症
腹部大動脈 腹部大動脈瘤、下肢塞栓
総腸骨動脈 下肢血行障害(壊疽)
脳実質内細動脈・
脳底動脈
脳梗塞、脳出血、
くも膜下出血
椎骨動脈
総頚動脈
胸部大動脈 解離性動脈瘤
大腿動脈
膝窩動脈


         -動脈硬化の原因と障害の一端-

 動脈硬化はどの動脈にも起こり得ますが、アテローム性動

 脈硬化は先にもお知らせ致しました様に幾分太めの動脈に

 おこります。たとえば大動脈、総頚動脈、脳底動脈、冠状

 動脈、腎動脈、総腸骨動脈などです。それは血行障害の原

 因になり、結果的に脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、下肢塞栓

 の原因になります。その一方で細動脈硬化は脳実質内や腎

 実質内、眼の網膜の細動脈などに生じやすく、脳出血、腎

 硬化症などの原因に、更に眼底においては、静脈の閉塞が

 加わる事により眼底出血の原因になります。組織障害は小

 動脈瘤を生じさせることにより、その破綻が脳出血の原因

 にもなります。
       
            -大腸憩室-

 加齢により動脈硬化が進みますと、筋を構成している弾

 力線維そのものがもろくなり、筋層は薄くなります。

 それに伴いまして大腸憩室などもできやすくなります。

 大腸憩室は複数発生するのが特徴です。欧米人は左側の

 結腸に殆ど発生するのに対しまして、日本人はそのほぼ

 3/4が右側の盲腸や上行結腸に発生している様です。こ

 とに左側に憩室が出来ている人は、右側型に比べて穿孔

 や出血を起こしやすいといわれています。右側型の場合

 は腹腔内に管を入れ、膿や浸出液を除去する腹腔ドレナ

 ージのみで治癒することも有りますが左側型では患部の

 切除が必要になります。

 憩室は放っておきますとだんだん大きくなり、数も増加する事があります。その場合は自覚症状が今まで無かったとし

 ても不都合が出てきます。(腸管運動の異状、下痢、下腹部が重い、腹痛、発熱、腸の内容物が憩室に溜まり細菌感染

 の原因となる憩室炎、膿瘍、ろう孔、大腸閉塞、穿孔性腹膜炎など)肥満、運動不足、血中脂質に注意、食物繊維を積

 極的に摂取など注意できる事がありますね。



     - 動脈硬化という病気の進行を遅らせる -


 動脈硬化という病気は血管が文字通り硬化する現象で

 す。一度硬化してしまった血管を、おいそれと元通り

 にすることは出来ませんし、交換する事も勿論、簡単

 にできる事では有りません。しかも、動脈硬化という

 病気は殆ど自覚症状がありません。

 重大な病気ですが、動脈硬化による事故を予防した

 りその進行を遅らせる方法はあります。家庭で取り

 組み易い対策は、高血圧に気をつける事、肥満に気

 をつける事です。血糖計もあれば、血糖値を気をつ

 ける、体脂肪計があればそれも気をつける事が出来

 るでしょう。ですが、まず今からでも取り組み易い

 のは、食生活の改善、適度な運動の実践、勿論、酒

 タバコ、ストレス、塩分、摂取カロリーなどをコン

 トロールして肥満解消の結果を出し、事故リスクを

 回避する事です。

 コレステロール、中性脂肪に注目した場合、筋肉の毛

 細血管内壁には、リポタンパク・リパーゼがあり、血中

 の中性脂肪を脂肪酸に分解しながら、筋肉中に取り込む

 ため筋肉量を増やす事は、動脈硬化の予防に効果がある

 という報告があります。筋量を
適度に増加、鍛錬する事

 により筋肉リポタンパク・リパーゼの活性を高めること

 が期待できます。

               エストロゲンの.外作用

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