結腸ガン(結腸癌)・生活習慣病・症状

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- 結腸ガン(結腸癌)/大腸ガン(大腸癌)・生活習慣病・症状 -

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     結腸癌(結腸ガン)/大腸癌(大腸ガン)という病気

     結腸癌(大腸癌)は60歳代をピークに70代、50代と続きます。欧米に比較し10歳ほど若い傾向があります。

     結腸ガン(結腸癌)という病気は高脂肪食により、胆汁酸の分泌増加が関与するのではないかと考えられて

     います。結腸癌(結腸ガン)という病気は原発性(大腸粘膜上皮から)と続発性(他臓器癌の直接浸潤、遠隔

     転移)に分類され原発性結腸癌(結腸ガン)は大部分腺癌です。大腸癌とも呼ばれ、前癌病変は腺腫(殆どが

     ポリープ)、潰瘍性大腸炎クローン病などが考えられ、家族性(遺伝子性)大腸ポリポーシスは殆ど100%

     が癌化するといわれています。結腸癌(大腸癌)は増加傾向の著しい癌であり胃癌を抜くといわれており、癌

     の中でもその死因は男性で肺癌、胃癌、肝癌に次いで4番目、女性では1番目という気がかりなデータもある。

     (結腸癌(大腸癌)罹患に関わる各種因子もご覧ください。)(結腸癌/大腸癌 腫瘍マーカーCEAもご覧下さい。)


     
結腸癌(結腸ガン)/大腸癌(大腸ガン)という病気の発症部位

     結腸は上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸で構成されています。S字結腸の次が直腸になります。

     上記諸結腸に出来た悪性腫瘍を結腸ガン(結腸癌)といいます。上行結腸から直腸までの消化管を含めた

     ガンの70%は直腸、S字結腸で占められています。直腸ガン50%、S字結腸ガン20〜30%

     結腸で最もガンができ易いのは直腸に近いS字結腸>下行結腸>横行結腸>上行結腸の順になっています。

     但し、人種間格差などデータには資料により差があります。また、結腸癌(大腸癌)は肝臓に転移し易い傾向

     があり、自覚症状のある人の20%だ肝臓への転移が認められています。術後の再発部位も又、肝臓が多い特

     徴があります。そのため肝臓に転移が無いことを確認するために、超音波検査がおこなわれます。超音波での

     肝臓転移の感度は腫瘍で1cm前後といわれています。同じ肝臓でも観察し易い部位とし難い部位があるため

     CT検査も併用されます。CT検査は造影剤を静注し病巣を映し出しますが、肝臓転移以外に肺転移(結腸癌は

     肺にも転移し易い)ではミリ単位での発見の可能性もあります。リンパ節転移も同時に調べる事ができます。

     そのほかMRI(脳、肝臓、骨盤部への転移)、PET(骨盤内、大腸癌/再発、転移)などの検査があります。

                                                  
*内容は資料間格差があります


     結腸癌(結腸ガン)/大腸癌(大腸ガン)という病気と出血

     結腸は内腔が狭いために有る程度の腫瘍があると、容易に通過障害を起こし、便秘や腸閉塞を起こす事が

     あります。.に近い部分に腫瘍から出血すると血便が出る事もあります。しかし、小腸に近い上行結腸

     ではまだ水のような状態で腸壁を傷つける事もなく、通過障害も起きず、出血も気づかない場合があるので

     、注意が必要になります。下行結腸、S字結腸の頃には腸壁から水分も吸収され次第に硬くなり、便の滞留

     時間も長く、腸壁を傷つける事も多くなります。出血も刺激も多くなるために発癌リスクも高くなると

     考えられております。


     
結腸癌(結腸ガン)/大腸癌(大腸ガン)の検査

     .から空気とバリウムを注入し大腸全体をレントゲンで調べる注腸造影検査で異常が発見された場合、大腸

     内視鏡による検査を実施します。大腸内視鏡検査は最も重要な検査で、下剤を服用し大腸を空にして近年では

     小腸で吸収されない非吸収性腸管洗浄液を約2リットル服用します。大腸内視鏡は大腸壁を直接観察しますが

     、異常が発見されればその場で組織サンプリングをします。内視鏡ファイバーは約130pでこれを盲腸にま

     で届かせるためには相当の熟練が必要とされます。又、かなりの大腸癌がPETで判明します。まだ臨床家に

     普及が充分でない事による問題もありますが、PETの場合は下剤を飲む必要は無く、苦痛は有りません。高額

     であるのが難点ですが今後、充分に普及する事により利便性は高まるものと思われます。欧米での報告では最

     小1.4pの大腸癌が発見されており、有望な方法です。但し、粘液癌の場合はFDGの集積が軽度で見逃す可能

     性があるようです。(粘液癌は大腸癌全体の3〜4%といわれております)バリウム検査、内視鏡検査に比べ

     ると小さな病変はPETの場合及ばないので今後の課題になります。バリウム、内視鏡検査では大腸に狭窄、閉

     塞などがある場合はそれより先を検査できませんが、PETは関係有りません。心臓、肺が悪いなどでバリウム

     、内視鏡が大きな負担になる人にとってはPETは負担の無い優れた方法です。又、PETは遠隔転移など他臓器

     も同時に検査されます。今後に大きな期待がかかります。


     
結腸ガン(結腸癌)関連検査値・基準値

     便性状便潜血 (便鮮血反応だけでなく上部消化管からの出血の有無確認の確率を上げるため、血液の

     鉄分を検出する色素酸化法が併用される。) 便潜血検査による大腸癌(結腸癌)検診では、大規模な調査

     研究の結果(10年以上にわたる経過調査を含め)、大腸癌(結腸癌)で死亡する確率が低下することは証明

     されております。


     (血便の色は出血の量や速度、消化管内の通過時間により異なるが、肉眼では一般的に、食道や胃、十二指腸

     など上部消化管の出血ほど黒っぽく、下部に行くほど暗赤色、鮮紅色になる。消化管出血は肉眼では確認でき

     ず、便潜血反応で確認できるケースもある。結腸ガン(結腸癌)の場合上行結腸、盲腸の出血は暗褐色、下行

     結腸、S字結腸の場合は赤褐色という傾向にある。) [下記結腸癌(大腸癌)の発生場所による症状の傾向

     ご覧下さい。](memomemo!緩和ケアも御参考としてご覧下さい)


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                         結腸癌(大腸癌)の多発箇所とポリペクトミー


             *内容は資料間格差があります

 結腸癌(大腸癌)の発生場所による症状の傾向  [下記、注意すべき結腸癌(大腸癌)の症状もご覧下さい]

 上行結腸;進行するまで目立つ症状は無く、出血が便に混入しても便が粥状で柔らかい事、腸管腔が広い事などから、

 肉眼では分かり難く症状の出現は遅れる。出血のため貧血傾向となり、進行により右腹部にしこり(腹部腫瘤)を確認

 することも。

 S字結腸;出血があれば便に付着している血液を肉眼で確認しやすく、便秘などに癌による便の圧迫、大腸の狭窄や閉

 塞でなり易く、大腸の狭窄、閉塞や状況下から便が押し出されるための腹痛にもなり易い。更に便を押し出す際、腸液

 の分泌が亢進し下痢にもなる。即ち便秘と下痢を繰り返す結果となる。

 その他(参考)、直腸では出血があれば鮮血便が確認され、排便後の残便感が残るため何度もトイレに行く事や、直腸

 狭窄により、便の性状が細くなる(便柱狭小)。貧血のため鉄剤や下痢止めのビスマス剤の服用が便の色を黒色にする

 事があります。
 
 
 結腸癌(大腸癌)の早期発見は完治を左右する最重要課題

 粘膜内に留まる早期結腸癌の5年生存率はほぼ100%です。早期がんの中にはポリペクトミーで完治する例もあり、

 その場合は開腹手術をしないので、患者の体力の負担も少なく、短期間の入院ですみます。早期であれば特に切除範囲

 は少なく、QOLを考慮した施術をしますので、人口.(ストーマ)になる事も殆ど回避できます。場合によっては放射線を

 使う療法や抗癌剤を使用する化学療法などの併用もあります。結腸癌の再発の8割は術後3年以内に発見されています。

 従いまして、完治の目安は術後5年を経過するということになります。

 進行結腸癌の場合の術後は5年間は2〜3ヶ月ごとに採血と画像診断(超音波、CT、MRI、PETなど)の定期検査をします。

 血液検査は腫瘍マーカーCEAによる確認をします。マーカーは値が上昇するか否かの変動が重要で持続的な上昇は癌の再

 発の懸念があります。その場合は超音波、CT、MRI、内視鏡などの検査になります。腫瘍マーカーはあくまでも補助手段です。

 この数値は喫煙、糖尿病、肝疾患、加齢でも上昇の可能性があります。
 
      
- 注意すべき結腸癌(大腸癌)の症状 -


 一般にお腹の右側の結腸癌(上行結腸)は主病気症状で

 多いのが腹痛、便通異常、.からの出血となり、左側

 の結腸癌(下行結腸、S字結腸)では逆に.からの出

 血が一番多く、便通異常、腹痛の順になります。大腸癌

 (結腸癌)の多くはS字結腸と直腸に生じ血便、又は便の

 周囲に血液が付着します。


 その他、便通異常(腸管狭窄による便秘や腹部膨満、便

 が細くなる、血液付着などがあります、直腸癌では渋り

 腹もおこします。)、貧血(盲腸や上行結腸では貧血が

 初発症状)、腹痛(早期は腹痛は無く、進行に従い鈍痛)

 、全身症状(肝臓転移や直腸癌では周辺リンパ節転移か

 ら全身へ)

 [上記結腸癌(大腸癌)の発生場所による症状の傾向

 ご覧下さい。]


     
- 急増する結腸癌(結腸ガン)という病気 -


 日本人の食生活の欧米化が進み結腸癌(結腸ガン)とい

 う病気は急増する疾患の一つになっています。

 肉類や乳製品などの消費が増えて脂肪摂取量が増加して

 きた事が影響していると考えられています。


 国内の日本人と、欧米生まれの日系2世、3世を比較

 したところ、脂肪摂取量の多い日系人に結腸癌(結腸

 ガン)という病気が多く発生しており、このことから、

 低脂肪で食物繊維を多くとる食生活の方が結腸癌(結腸

 ガン)という病気になりにくい傾向がわかります。


 従い、食生活が大きく変貌している現在では、その食生

 活を変えない限り、今後も結腸癌(結腸ガン)という病

 気は増えるものと考えられます。


 結腸癌(結腸ガン)という病気は他のガンに比べて比較

 的若い世代に多いガンといえます。

 30代でも病気罹患する人が多い、この結腸癌(結腸ガ

 ン)という病気は、.を介して検査が容易に出来るの

 で早期結腸癌(結腸ガン)ならば開腹手術することなく

 取り除く事も可能です。


結腸癌(m癌・sm癌) 結腸癌のステージ

 大腸の壁は上記の様な構造になっております。癌は内側の粘膜層から発生し、次第に浸潤し進行癌となります。癌が粘

 膜下層に留まっているいわゆるm癌であれば転移の心配も無く、治療も早期に完結します。癌と疑わしき病変が発見さ

 れれば内視鏡を使ってその組織を切除し(ポリペクトミー)取り出して確認することもできます。原則、その日に治療を実施

 します。ポリペクトミーはポリープの場合、ループ状のワイヤー(スネア;模式図)をポリープの根元にかけ、高周波電流で

 焼き切ることができます。何れの場合も生検は顕微鏡で確認されます。早期癌でも上図のsm癌の場合はリンパ節に転移

 している可能性も5〜10%くらい考えられますので、進行癌と同様の外科手術が必要になります。

       -結腸癌(大腸癌)の部位別症状-


症状 比率
直腸・. 出血(血便) 66.8%
便秘・下痢 27.9%
腹痛 09.4%
腹部膨満 02、9%
無症状 01.8%
貧血 01.7%
腹部腫瘤 00.4%
下行結腸・S字結腸 出血(血便) 46.6%
便秘・下痢 34.0%
腹痛 33.5%
腹部膨満 11.2%
腹部腫瘤 04.2%
貧血 02.7%
無症状 02.2%
盲腸上行・横行結腸 腹痛 54.1%
便秘・下痢 18.7%
腹部腫瘤 16.7%
出血(血便) 16.2%
貧血 13.8%
腹部膨満 09.7%
無症状 02.1%

 結腸癌(大腸癌)罹患に関わる各種因子

結腸癌(大腸癌)罹患危険因子 結腸癌(大腸癌)罹患予防因子
高脂肪・肉類・砂糖・卵・焦げた肉・蛋白質過多・アスベスト吸引・大腸癌家族歴・高身長・未産婦(出産経験が無い)・潰瘍性大腸炎・胆嚢摘出歴あり・喫煙・飲酒(ビール) 食物繊維・穀物・野菜・果物・魚・海産物・カルシウム・ビタミンD・運動・多産経産婦・経口避妊薬使用経験がある・非ステロイド系消炎鎮痛剤

 * 「喫煙歴のある人は、喫煙歴のない人に比較した場合大腸がんを発症する危険性が、18%増加する」という報告がイタリア

 のグループからなされました。米医学誌に載せられたその報告では喫煙は発症を10万人当たり、年間10、8人増やすと推定

 しており、特に喫煙30年以降は、一日の喫煙本数が多いほど大腸癌の発症率が高いというものです。また、大腸癌による死亡

 の危険性は、喫煙歴のある人がない人より25%高く、喫煙は死亡を10万人当たり年間6人増やすと推定しています。発症・死

 亡ともに結腸癌よりも直腸癌の方が関連が強いとも報告しております。(これは各国の関連論文を収集解析したものです。)





    * ビタミンD;ビタミンDが欠乏しますとくる病、骨粗鬆症などを引き起こす事は、知られるところですが、近年、ビタミンD

    は癌細胞の増殖を抑える・普通の細胞の様に死なせる・転移する際に血管を作るのを阻むという事が、 細胞レベルの

    実験で判明してきました。 私たちの体の多くの臓器にはビタミンDを受け入れる受容体があります。ビタミンDは血液に

    入って全身をめぐり、受容体にくっつき、臓器の細胞の働きをコントロールしているという。一方、カルシウムは腸で発癌

    性のある胆汁酸に結合し、便への排泄を促す。ところで、ビタミンDを一日10μg以上摂取し、屋外でよく活動する人は、

    一日7μg以下の摂取で、屋外であまり活動しない人に比べ、大腸がんリスクが低い事がわかった。そこで、知っておき

    たい事と致しまして、ビタミンDは体内で作られる場合には、過剰産生される事はないが、サプリメントなどで摂取する場

    合には、摂り過ぎると中毒症状が起きる可能性があるという事。又、参考として、他の癌・糖尿病・結核・自己免疫疾患へ

    の効果を示唆するデータも出ているという事も合わせて知っておかれると良いかも知れません。 ビタミンDの多い食品と

    してはしらす干、キクラゲ、鮭、鰹、秋刀魚、鰻などがあります。






         - 早期発見・早期治療 -


 早期に発見するほど手術も簡単で、回復も早いので、肛

 門出血に注意する事と、健康診断で便潜血検査を定期に

 確実に受けて予防に繋げましょう。


 結腸癌(結腸ガン)という病気はポリープのガン化と

 ポリープを伴わないガン化が有りますが、ポリープを

 伴わないで、いきなり粘膜内にガンが発生するものは、

 ポリープを伴うものに比べて、進行がんになり易いと

 いわれ、早期発見、早期治療が命を左右する非常に重要

 な手段といえます。結腸癌(大腸癌)のスクリーニングと

 して便潜血検査で陽性となった場合、次に大腸バリウム検

 査、又は大腸内視鏡検査で精検が行われますが、大腸内に

 便が残っていると注腸造影検査(大腸バリウム検査)では

 それをポリープと間違える可能性が有りますので完全に大

 腸内を空にしておく事が肝要になります。近年の傾向では

 精検の場合大腸内視鏡検査が行われるようになっておりま

 す。この段階でポリープ、大腸癌(結腸癌)が疑われた場

 合、生検という事になります。(その場での確認ができま

 す。)大腸ポリープと判定されても良性のものとそうでな

 いものが有りますが、それらは癌化する可能性のある前癌

 状態と考えられており、(大腸癌の多くは腺腫から発生す

 るとされ、)腺腫切除が大腸癌の予防に有効であることも

 証明されております。小さなポリープであれば内視鏡で切

 除するポリペクトミーがあり表層限局ならば治療はこれで

 完了となります。(単孔式腹腔鏡下手術もご参考にご覧下

 さい)


 
痔を持っている場合、下血が結腸癌(結腸ガン)が原因

 であっても、痔だと誤って判断する可能性があります。

 下血があれば、結腸ガンも疑ってください。また、人工

 .(ストーマ)装着後は、暴飲暴食を避け、規則正し

 い生活をし、下痢や便秘防止に努めることが求められま

 す。

   * 大腸癌の手術と排便回数;大腸の生理的機能は水・電解質の吸収、便の貯留、便の排泄がありますが、大腸切除術を

   受けますと水・電解質の吸収や便の貯留は大腸の短縮に伴い、排便回数が増加します。一方、S字結腸、直腸の切除術

   を受けますと、便の排泄機能が損なわれる事があります。これは、便の排泄は括約機能に基づくもので、その神経が影響

   を受け、排便回数が増加します。(括約機能は下腹、骨盤、陰部神経の支配を受けています。)しかし、排便回数は、時が

   経過するに従い、少しづつ改善し、「一般的には一年程度経過しますと、通常の生活に支障のない程度には回復する」とさ

   れております。これは生理学的検査からも裏づけが取れております。(補足;近年の抗癌剤の治療が黎明のごとく、目覚し

   く向上しております。この抗癌剤の副作用により下痢も高率に確認されており、抗癌剤併用による下痢の影響を勘案するた

   め、適正量の見直しも指摘されております。)


memomemo! 緩和ケア
 
 信じられない事ですが医療関係者がWHO方式の疼痛管理プログラムを知らないというのです。例えば東大

 病院での調査の結果ではこの疼痛管理プログラムを知っているあるいは、ある程度知っている医師は全体の

 40%、看護士に至っては20%というのです。とても信じられない、信じたくない結果です。ある医師が

 言っておりました。「他人の痛みには何年でも耐えられるけれど、自分の痛みとなると一分一秒耐え難い。」

 癌に罹患した国立病院の医師の話です。癌の痛みは耐えられない激痛を伴う事が多く、患者のQOLを維持

 するためにも緩和ケアは絶対に必要な事なのです。末期患者だけのことではなく適時適切に患者の痛みを

 緩和する事により患者の心をケアするという事に通じる医療体制を整えてもらいたいものです。

WHO方式緩和ケア

 WHO三段階除痛ラダー;@弱〜中等度の痛みに対応する非ステロイド性炎症鎮痛剤(NSAIDs)の処方、

 A中等度の痛みに対応する弱オピオイド/リン酸コデイン、痛み以外にも咳止め、下痢止めとしても使用、

 B中〜強度の痛みに対応する強オピオイド/いわゆる医療用麻薬の使用である・医師でさえ誤解に基づいた

 不採用がある。塩酸モルヒネ製剤(MSコンチン、カディアン、モルペス細粒、オプソ、アンペック座薬、

 塩酸モルヒネ錠、散剤、粉末)、塩酸モルヒネ注射薬(プレペノン注射薬)、フェンタニール製剤(デュロテップ

 パッチ、フェンタネスト注射薬)、オキシコドン製剤(オキシコンチン徐放剤)

 (その他 オピオイドが効き難い神経因性疼痛に対応するためは鎮痛補助薬が併用されます。)




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