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disease.nukimi.com 肺ガン(肺癌) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 肺ガン(肺癌)という病気/症状 - |
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top pageへ>肺癌(肺ガン)男性では胃ガンを上回る死亡率、肺ガン(肺癌)という病気/症状、転移 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
肺癌(肺ガン)という病気の症状 肺ガン(肺癌)の病気症状を観察しますと、咳、血痰、胸痛、発熱の有無と程度、発ガンの進行転移に伴い、 呼吸困難、強度の胸痛、倦怠感、体重減少、食欲不振、カ声、嚥下障害、胸水貯留、胸膜炎などが出現 します。 肺癌という病気 比較的高齢者に多い、肺腫瘍で、男性では肺ガン(肺癌)死亡数が胃ガンを上回り、ガンによる死亡率第一 位になっている厳しい病気です。この病気の増加率は急激です。最初に肺ガン(肺癌)となった部分は小さく ても遠隔転移していることが多い病気で、他臓器がガンになった場合にも逆に肺に転移し易いという特徴をも つ厄介な病気でもあります。 又、肺ガン(肺癌)は進行が早いため、現時点では発見時に手術で病巣を摘出することが可能な例は20% 程度しか無い厳しい病気です。非常にたちの悪い病気です。肺ガン(肺癌)は男性に多いガンですが、最近は 女性の喫煙者の増加に比例するように女性にも増加が認められる病気でもあるのです。 * タバコの依存性はアルコールやマリファナなどの薬物に比べ、かなり強いとされます。タバコによる健康被害 が顕著になるには時間がかかります。 日本で年間の肺癌死亡者数が胃癌を抜いて癌死亡者数のトップにな ったのは1998年です。2000年には肺癌死亡者数は5万5千人と40年前の約40倍に急増したという報告が あります。心筋梗塞や脳卒中による死亡危険性が吸わない人の1.7倍という報告もあります。 (肺門、肺野は下図をご参照下さい。) * 肺癌の概要; 肺は左右2つありますが、 右肺は3ブロック、 左肺は2ブロックに別れている事は良く知られ ております。 気管支は右側が10、 左側は9の区域に分けられており、 肺癌は気管支から肺胞までの間の、 主に空気の通る管の裏打ちをしている細胞、上皮細胞が癌化する事を指します。日本では腺癌が概ね6割を 占めております。 (従来は扁平上皮癌が多くを占めておりました。 喫煙の多いヨーロッパでは扁平上皮癌が 多い。) 一般的には、検査(内視鏡やCTを使用した針生検)で確定診断の後、病期診断を行い、それらの結 果から手術方針が決まります。 手術は3~4時間で終了し 殆どのケースでは 輸血の必要性もありません。 翌日から食事を開始し、リハビリ(歩くなど)などをし、約1週間~10日程度の目安で退院となります。 * 肺に転移し易い他の臓器ガン:肝ガン、胃ガン、結腸ガン、膵ガン、白血病 *肺ガン(肺癌)が、肺内へ転移する率は、肺に転移する全てのガンの中の20、6%を占める。
肺癌(肺ガン)という病気の種類 肺ガン(肺癌)は①その部位に基づく病気分類では中枢型と末梢型と中間型、そして②組織型の違いによる 病気分類では扁平上皮ガン、腺ガン、大細胞ガン、小細胞ガンに大別されます。更に別病気分類では③小細胞 肺癌(肺ガン)と非小細胞肺癌(肺ガン)に区別されている物もあります。この場合非小細胞肺癌(肺ガン)は さらに、腺ガン、扁平上皮ガン、大細胞ガンなどに病気分類されます。診断は胸部X線写真、CTスキャン、 気管支鏡などで行います。 喫煙している人は扁平上皮ガンや小細胞肺ガンの病気罹患が多く、肺門部に多くみられます。 肺腺ガンは末梢肺野に多く、女性での頻度が高いようです。 肺癌(肺ガン)という病気の検査、診断 肺の末梢部にあるガンは単純胸部X線検査で分かりますが、心臓、胸郭、横隔膜などと重なった病巣は見分 ける事が難しいのです。そのため、痰の病理検査(痰にガン細胞があるかを調べる検査)、ヘリカルCT検 査(らせん状に肺を輪切りに映し出して調べる検査法)などを併用してガンの有無を検査します。又、肺癌 (肺ガン)が発見された場合は、転移の有無を調べるために、頭部MRI、骨シンチ、腹部超音波検査など もおこないます。胸部レントゲン検査は骨と心臓の陰影が重なる部位(縦隔)で見落とす可能性があり、異常 が無いと安心するのは危険があります。癌検診として検査をする場合は喀痰検査、CT検査までする事になり ます。(memomemo!縦隔もご覧下さい) CTはレントゲン検査に比べて被曝量は増えます。しかし骨、心臓と重なる部分の見落としは無くなり、肺実 質部に出来る肺癌はミリ単位で精度で検出できます。但し、胸の中央部、縦隔の気管支に出来る癌の検出精度 は低く、喀痰検査などでカバーする事になります。診断を確定するためには最終的に喀痰細胞診、気管支内視 鏡、針生検、胸腔鏡下生検などの病理検査により確認されます。 top pageへ>肺癌(肺ガン) |
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-肺ガン(肺癌)- 肺癌は気管に出来たものは気管ガン、気管支に出来たも のは気管支癌という言い方もあります。又、肺の入り口 に近い気管支に発生するものは肺門型、肺の末梢の細い 気管支に出来るものは肺野型と呼んでいます。肺門型は 早期に咳が出る特徴があり空咳や痰を伴うものもありま す。痰には血液が混じる、高熱が出るなどの症状が出ます。 肺野型は胸痛を起こすことも有りますが早期の自覚症状 が乏しいこともあります。 肺癌が胸膜に及びますと癌性胸膜炎を起こすことがあり 、胸水が溜まれば呼吸困難、胸痛を自覚するケースもあ ります。胸痛は軽いものから、眠れない程の痛みの重い ものまで様々です。 (memomemo!緩和ケアも御参考としてご覧下さい) |
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- 肺ガン(肺癌)の種類と特徴 - 肺門部がんの多くが扁平上皮ガンで喫煙と因果が高く全 肺ガン(肺癌)の25%前後を占める。胸部X線検査では 写りにくく、喀痰検査の方が有効です。但し喀痰検査単独 という事は無く喀痰検査の場合、単独では肺の末梢に発生 する肺癌を多数見落とす可能性があります。又、血痰を除 き悪性であっても痰に癌細胞が認められない場合もよくあ ります。 (欧米では一番多い、)50~60歳代の男性に多く、 進行転移は遅く手術後の生存率も比較的高い。 (右図肺ガン(肺癌)の種類の下段中央をご覧下さい) (非小細胞肺癌ステージの例もご覧下さい) どちらかというと末端肺野の気管支に多い腺ガンは 喫煙、排気ガス、食品添加物などの発ガン物質が 因果が高く、咳や痰の症状は出にくく、大きくなっ ても自覚症状の無いガンです。どちらかというとX線 写真で発見し易いが、転移し易い、発見の遅れ勝ちな ガンです。全肺ガン(肺癌)の55%前後を占め、 国内最多の発生率。60歳代に多く、女性患者の80 %は非喫煙者。進行、転移は中程度の速さで、進行 すると肺門リンパ節転移や胸膜浸潤が多い。 予後生存率は扁平上皮ガンよりは悪い。 (右図肺ガン(肺癌)の種類の下段左側をご覧下さい) (非小細胞肺癌ステージの例もご覧下さい) 大細胞ガンは腺ガンと同様の原因で肺門に近いとこ ろに多く発生し全肺ガン(肺癌)の5%前後です。 男性に圧倒的に多く(5:1)進行、転移共に速い。 末梢部に出来たものは胸膜を侵し、予後生存率は 扁平上皮ガンと腺ガンの中間くらいです。 (右図肺ガン(肺癌)の種類の下段右側をご覧下さい) (非小細胞肺癌ステージの例もご覧下さい) 小細胞ガンは喫煙との因果関係が大きく、全肺ガン (肺癌)の15%前後、肺門に近いところに多く発生 し50~60歳代を中心に40歳代などに発症が多く 男性が圧倒的に多い(5:1)進行、転移共に最も 早く、リンパ転移が多い。 (右図肺ガン(肺癌)の種類の上段をご覧下さい) |
-肺ガン(肺癌)の種類-![]() |
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-非小細胞肺癌ステージの例-![]() ステージⅣは肝臓、骨、脳、副腎などの遠隔転移であり、早 期発見により、ステージの進行を早い段階に留めて、治癒率 を高めたい。ステージⅢA①(癌は胸壁に及んでおらず、同 じ側の肺の縦隔リンパ節に転移)、ステージⅢA②(癌は胸壁 に及んでおり、肺門リンパ節あるいは同じ肺側の縦隔リンパ 節に転移している)、ステージⅢB①(反対側の肺の肺門リン パ節、反対側の肺の縦隔リンパ節あるいは鎖骨上リンパ節に 転移する)、ステージⅢB②(癌が心臓、気管、などに及ぶ、 又は胸水にがん細胞が確認される)。非小細胞肺癌の5年 生存率はステージⅠA77.4%、ⅠB57.1%、ⅡA48.6%、ⅡB 43.5%、ⅢA20.5%、ⅢB11.9%、Ⅳ5.6%、非小細胞肺癌全体 では38.1%となっております。 * 非小細胞肺癌の承認薬;2009、05に承認された注射薬の ペメトレキセドナトリウム 水和物は 癌細胞の増殖に不可欠な 葉酸の代謝酵素を阻害する働きがあります。これは悪性胸膜 中皮腫にも承認されていますが、 この承認薬は白金製剤との 併用療法で注目する向きがあります。非小細胞肺癌の患者さ んに対する大規模な臨床試験の結果、 シスプラチン(白金製 剤)とペメトレキセドナトリウムとの併用は シスプラチンをゲム シタビン塩酸塩との併用療法と 劣らない効果があるとされ、さ らに非小細胞肺癌の中でも、非扁平上皮癌に対する効果では、 患者さんの生存期間が長かったとしています。 |
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-memomemo!縦隔- 横隔膜に対応する言葉として縦隔があります。即ち胸腔を縦 割りして、左右に隔てるスペースです。縦隔には重要臓器が 沢山有りますが、胸部X線でみると左右の肺の間にあり、こ の部分は映りません。心臓や大静脈、大動脈、気管、食道な どがあり胸腺リンパ節、神経節などもあります。肺癌以外に も実は縦隔腫瘍と呼ばれる腫瘍があります。あまり知られて おりませんが、それ程まれな腫瘍ではありません。縦隔腫瘍 には多種類あり、悪性(縦隔腫瘍の20%)、良性がありま す。 |
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- 厄介な肺ガン(肺癌) - 安静にし、栄養の補給(高カロリー、高蛋白質)、 嚥下障害があれば食べ易い状態にする事、悪心が あれば食べたい時に食事をするなどの配慮が必要 になります。 肺ガン(肺癌)は治療が最も困難な治癒率を向上 させるのに難しいガンです。肺はその形状を変え、 ガンの広がり方が他の臓器と異なるためです。 肺ガン(肺癌)は発見された時は、その特徴により 進行ガンのことが多く、他の臓器ガンなら早期がん といえる大きさでも肺ガンの場合は進行したガンに なっています。しかも初期、あるいは小さなガンは 症状が無いので肺がんの治療は厳しいと言わざるを 得ません。 予防を考える場合は、現在考えられています原因 やリスクから遠ざかっている事が賢明で、喫煙 排気ガス、食品添加物などの発ガン物質は指摘され ていますから、当然ですが、その他にも御自身で 夫々の悪環境というケースもあると思いますが、 防護具、時間、距離をとるなどケースバイケースで 対処が求められます。 (参考/抗癌剤もご覧下さい) |
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