メニエール病・病気症状・原因

disease.nukimi.com メニエール病

- メニエール病という病気の症状と原因 -

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     メニエール病という病気の症状

     メニエール病という病気はめまい、耳なり、難聴の3症状を呈する疾患で、突然発症します。

     めまいは周囲の景色や自分自身がぐるぐるまわる回転性と、地面が動いたり目の前が暗くなる非回転性が

     あります。回転性は耳の病気、非回転性は脳・神経系の病気が考えられます。メニエール病は前者です。

     ただし、メニエール病という病気はめまいを伴わないものなどもあります。立ちくらみとは違い、回転性の

     激しいもので、突然発症します。発作の時間は30分〜数時間と長く発作頻度は1回/10日〜1回/1ヶ月

     と繰り返し起こしながら悪化して行く病気です。




     
メニエール病という病気の原因

     蝸牛の内リンパ水腫(蝸牛の内リンパ液過剰)が原因の病気です。内耳にある蝸牛(カタツムリのような器

     官)には音を感じるセンサーが有りますが、回転運動を感知する三半規管、直線運動・位置を感ずる耳石と

     リンパ液が繋がっており、そのリンパ液の調節が悪く水ぶくれ状態になっているためにめまい、難聴、耳鳴

     りなどが生じます。自律神経障害という病気による内耳の循環障害の結果、発症すると考えられています。

     管理職や知的労働者などに多く、性格も関係する様です。心身の疲労の多い時間帯に病気発症の頻度が

     高い。




     
* 補足ご参考;耳の中には音を感じる蝸牛と平衡感覚を司る三半規管が隣接しており、 水路で繋がってい

     る様な構造になっております。この両器官はリンパ液で満たされております。このリンパ液の量が何らかの

     原因で、必要以上に増えてしまい、 水路は水浸しの状態になってしまいますと、聞き取り難い状態になった

     り、 身体のバランスが取れない眩暈を起こします。 天井がぐるぐる回る、吐き気、嘔吐更には、難聴発作を

     繰り返して進行して行きます。 原因は身近な環境(家庭・職場など)でのストレスが大きいと考えられており

     ます。薬物療法の目的は、内耳の水ぶくれ状態を改善する利尿薬や、内耳の小さな血管の血流を良くする

     循環改善薬、加えて精神安定薬、睡眠導入剤などが処方されております。





     
メニエール病という病気の検査

     検査は眼振検査(注視眼振検査、頭位眼振検査)、平衡機能検査(眼を閉じて字を書き左右の傾きを調べ

     るなど、手の動きのスムースさから運動障害を調べる)、グリセロールテスト(グリセロールを内服し

     3H後に聴力検査し回復度を調べる)、フロセマイドテスト(フロセマイド静注前後に温度眼振検査にて

     眼振速度確認)などの検査があります。

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- 病気の発作 -


 病気の発作は数週間から数ヶ月の間隔で繰り返しおきま

 す。病気発作の起きた時は、横になって安静にしている

 と数時間で治まり、次の発作までは症状がありません。


         
 - 30代〜50代 -

 病気に罹患する人の多くは仕事や人間関係などで、強い

 緊張が続き、性格的に責任感の強い、几帳面なタイプで、

 働きすぎ、ストレスの高い生活をしている30代〜50

 代が多い様です。

 男性に病気罹患率が高い状況ですが、女性にも増加傾向

 が認められます。



        - 専門医に受診する -

 受診の際にどんな病気の症状があるのかを纏めて整理し

 ておいてください。

 メニエール病という病気はめまいを伴わない蝸牛型、聴

 力低下を伴わない前庭型があり、更に別な病気の可能性

 も有るので、素人判断は危険です。


 めまい

 @ どういう状態の時に起きたか

 A どのような(青くなる、くらくら、回転性など)

 B 継続時間

 C どんな姿勢の時に落ち着いてくるか


 耳に関連する症状

 @ 耳鳴り、耳閉感(耳の詰まった感じ)が有るか

 A 頭痛はどの程度か

 B 肩こりはあるか

 C 手足のしびれはあるか

 D その他、運動障害はあるか

      -この病気はどの様な時に起きるのか -


 血圧、アレルギー体質、神経質、ストレス、疲労、な

 どいろいろな要因が絡んでいるようですが、季節の変

 わり目、天候の変化(低気圧接近)などが、誘因とな

 る事も有るという報告もあります。

 女性は生理の前後、更年期障害が絡みあって発症する

 など繰り返すような場合、その誘因が何かを気づく人

 もおりますが、誘因が不明の人もおります。


       
- 病気の予防に心がける -

 ストレスを排除し規則正しい生活をおくります。

 病気の発症を避けるために、ストレスなどは出来るだ

 け避け、気分転換を上手に図る事も大切です。

 病気発症には前兆が有る場合があります。耳鳴り、耳

 の詰まった感じ(耳閉感)、ふわっとした感覚など注

 意して前兆を感じる、捕らえるように心がけて過労、

 睡眠など変調を来たさないようにすることや自律神経

 系の薬、精神安定剤なども効果があります。専門医の

 指示に従いましょう。

 

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