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〇脳出血/高血圧性脳出血・脳動脈瘤破裂 皮殻出血(大脳半球外側型出血)45〜50% 血腫と反対側の顔面を含む片麻痺、感覚障害、同名性半盲などが認められ、血腫が大きければ意識障害や 血腫側を向く共同偏視が認められる。優位半球(多くの人の場合左側)の場合、失語を呈する事もある。 手術適応に関しては議論の分かれるところですが、一つの資料では「意識清明〜傾眠までの例では内科的 治療対応ですが、深昏睡では適応は有りません。昏睡〜半昏睡までの例で外科的療法適応」と考えられて います。 視床出血(大脳半球内側型出血)30〜35% 血腫と反対側の感覚障害と軽度の片麻痺がみとめられる。意識障害がある例では眼球が下内方へ向く現象 (鼻尖凝視)がしばしば見られる。皮殻出血と同様に血腫側を向く共同偏視が見られる事もある。 原則的には手術適応はありません。 橋出血(脳幹部出血)数分で昏睡・四肢麻痺・重篤3〜6% 発症直後から、意識障害や四肢麻痺、除脳硬直などの重篤な症状が見られることが多い。対光反射は保たれ るが、眼球は正中固定し、著しい縮瞳を示す事もある。 *除脳硬直:脳血管障害などのため中脳から橋が障害されると起こる肢位であり、予後が悪いことを 示す 小脳出血(上小脳動脈の破綻が多い)2〜5% 突然のめまい、悪心・嘔吐で発症し、起立や歩行が困難と成る。頭痛を伴う事が多い。筋力低下はないが 血腫側の上下肢失調や体幹失調が見られる。発症当初は意識が保たれている事が多いが、時間経過とともに 脳浮腫が生じて中脳水道を圧迫し、水頭症を来たして急速に意識が低下する事があるので、要注意であり、 その場合、緊急の減圧手術が必要になる。 皮質下出血5〜10% 出血部位に応じた種々の神経症状が出現する。 〇脳出血/非高血圧性脳出血 脳アミロイドアンギオパチー 脳血管にアミロイドが沈着する高齢者特有の脳血管障害で、通常皮質下出血を起こす。血腫は大きく不規則 で、同時に多発する場合があり、再出血を繰り返す事が多い。血圧は正常な事が多く、好発部位は後頭葉 または、前頭葉である。 動脈瘤 動脈瘤破裂による脳内出血は前大脳動脈瘤領域の動脈瘤が最も多く、次いで中大脳動脈領域が続く。 動静脈奇形 好発年齢は30歳代である。若年者の皮質下出血や脳内出血を見た場合、鑑別にあげる必要がある。 ウィリス動脈輪閉塞症(モヤモヤ病) 小児発症型(10歳未満)と成人発症型(30歳代ピーク)の2種類がある。小児発症例では出血が起きる 事は殆どないが、成人発症例はしばしば脳出血で発症する。 静脈血栓症 副鼻腔の炎症や外傷、妊娠、経口避妊薬など種々の原因により脳静脈が血栓性閉塞を起こす事があり、その 際、脳梗塞のみならず、脳出血が生じることがある。部位別に上矢状洞血栓(最多)、脳表在静脈血栓、海 綿静脈洞血栓などがある。 凝固障害 出血傾向を伴う血液疾患例(白血病など)や抗凝固療法中の例では、凝固異常のために脳内出血が起こる 場合がある。 腫瘍 血管の豊富な悪性腫瘍ほど出血し易い。一般に多形膠芽腫や腎癌の脳転移などにみられやすい。 嚢状脳動脈瘤 脳動脈瘤は脳動脈が嚢状・紡錘状に拡大したものであり、その破裂はくも膜下出血をきたす。その成因は 動脈壁の中膜欠損に後天的な血行力学的因子が加わって、瘤上に膨張するものと推測されている。 |
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